Thursday, February 23, 2017 6:19 PM
IS掃討へ「全選択肢」 米高官、地上部隊否定せず
米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は23日、マティス国防長官がトランプ大統領に来週提出する見通しの過激派組織「イスラム国」（IS）打倒に向けた計画草案について、「あらゆる選択肢」を含むと述べ、地上戦闘部隊派遣の提案を盛り込む可能性を否定しなかった。
ワシントンのシンクタンクでのイベントで語った。オバマ前政権は高いリスクを伴う地上戦闘部隊の派遣を避けていた。ダンフォード氏は、米国の対IS戦略が変わるかどうかは草案の提示を受けた「大統領が判断することだ」と語った。
米軍のIS掃討作戦はこれまで空爆が中心。地上には特殊部隊を中心に約500人を派遣しているが、地元の部隊への支援や訓練が任務で直接の戦闘には関与していない。地上部隊が投入されれば、シリア内戦は新局面を迎えることになる。（共同）
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