US Frontline News

Friday, February 24, 2017 9:56 AM

「米国産」アピールに懸命　企業広告に変化も

　「米国第一主義」を就任演説で宣言してから35日目（Day35）となったトランプ大統領は23日、ホワイトハウスに製造業の経営者24人を招いて会談した。「製造業を米国に呼び戻し、高収入の雇用を創出するという選挙公約は、有権者の心に響いた」と熱っぽく語り、国内での投資活性化を改めて訴えた。

　北米自由貿易協定（NAFTA）を締結してから「製造業の雇用が3分の1も減った」、中国が世界貿易機関（WTO）に加盟してから「7万もの工場が閉鎖された」と恨み節も。保護主義に傾く姿勢をうかがわせた。

　「米国製品を買う。米国民を雇う」と、自国産業保護を口酸っぱく唱えるトランプ氏。空気を読み取ってか、企業広告もどれだけ米国経済に貢献しているかをアピールするものが目立ってきた。（共同）