Friday, February 24, 2017 12:29 PM

防衛研レポートで抗議 日本側に中国外務省

 新華社電によると、日本の防衛研究所が台湾との関係から中国の軍事動向を分析した「中国安全保障レポート2017」を公表したことについて、中国外務省の耿爽副報道局長は24日、「台湾問題は中国の内政で、中国の核心的利益に関わる」と述べ、日本側に抗議したと明らかにした。

 耿氏は「台湾に関わる問題では言動を慎むよう日本側に促す」と強調した上で「中日関係の改善にとって新たな障害をつくってはならない」と訴えた。

 新華社電は、同レポートが台湾を中国と同列の国家的組織として扱っていると指摘している。(共同)