Monday, February 27, 2017 12:44 PM

日米韓、北朝鮮へ圧力強化 トランプ政権初の首席会合

 北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の日本と米国、韓国の首席代表が27日、首都ワシントンで会合を開いた。新型弾道ミサイル発射や金正男氏殺害事件を受け、北朝鮮への圧力強化に向けて協議する見通し。

 日米韓の首席会合は昨年12月にソウルで開かれて以来で、トランプ政権発足後は初めて。外務省の金杉憲治アジア大洋州局長、米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表、韓国外務省の金朝鮮半島平和交渉本部長が出席。

 会合では、国連安全保障理事会決議を無視して核・ミサイル開発を進める北朝鮮への追加制裁や中国との連携について意見交換するとみられる。金正男氏殺害事件に関する情報共有や、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定することに向けた米政府内の検討状況も議題に上る可能性がある。(共同)