Monday, February 27, 2017 6:23 PM
「有望地」見直しを議論 核ごみ最終処分で経産省
経済産業省は28日、原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下深くに埋める最終処分に関する有識者会合を開いた。政府が提示する最終処分場の候補地として適性がある地域について「科学的有望地」の名称を使わず、分類で「適性」などの表現も見直す。
これまで「適性の低い地域」として提示を考えていた火山や活断層の周辺、隆起や浸食などがある地域は、「好ましくない特性があると推定する地域」に変更する方針。
それに該当しなければ「適性のある地域」としていたが、「好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域」とする。このうち核のごみを受け入れるのに便利な海岸から約20キロを「より適性の高い地域」としていたが、「輸送面でも好ましい」に変える。(共同)
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