Tuesday, February 28, 2017 10:32 AM

タカタ、正式に有罪認める 米裁判所、エアバッグ問題

 欠陥エアバッグ問題を起こしたタカタは27日、ミシガン州の連邦裁判所に、正式に有罪を認めた。同社は米司法省と和解金10億ドル(約1130億円)を支払うことで合意しており、裁判所の承認を得る手続きが一歩進んだ形だ。

 10億ドルの内訳は、自動車メーカーへの賠償に充てる基金に8億5千万ドル、事故の被害者らへの賠償に充てる基金に1億2500万ドル、罰金が2500万ドル。

 米道路交通安全局(NHTSA)によると、米国では関連事故で11人が死亡し、約180人が負傷した。現在は自動車メーカー19社による計約4200万台のリコール計画が進行している。(共同)