Tuesday, February 28, 2017 10:34 AM

米GDP10.9%増 16年10〜12月、修正なし

 米商務省が28日発表した2016年10〜12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、年率換算で前期比1.9%増となり、速報値からの修正はなかった。

 前期の3.5%増から成長は鈍化したが、他の主要先進国と比べると順調に景気が拡大した。17年の成長が好調を維持できるかどうかは、トランプ政権が掲げる減税やインフラ投資などの景気刺激策が鍵を握る。

 GDPの約7割を占める個人消費は3.0%増で、速報値から0.5ポイント上方修正された。雇用拡大などで賃金が上昇していることが背景にあるとみられる。(共同)