Wednesday, March 01, 2017 10:07 AM

不法移民への就労許可検討 米報道、政策転換か

 CNNテレビは2月28日、トランプ大統領が不法移民に就労許可などの法的地位を与える法律を検討していると伝えた。

 オバマ前政権は不法移民の一部に就労許可を与えたが、不法移民の増加は治安悪化との関連が指摘されるため「寛容過ぎる」との批判があり、トランプ氏も非難してきた。不法移民に寛容な政策を導入すれば政策転換となる。

 トランプ氏は不法移民に就労を認めた上で税金の支払いを求めるなど総合的な移民法を検討しているという。不法移民に対し直ちに米市民権を与えることはないという。(共同)