Thursday, March 02, 2017 10:40 AM

渡部暁、複合個人LH2位 世界ノルディック第7日

 ノルディックスキーの世界選手権第7日は1日、フィンランドのラハティで行われ、複合個人ラージヒルで渡部暁斗(北野建設)が2位に入り、個人種目で自身初のメダルを獲得した。世界選手権の複合個人で日本勢のメダルは1999年大会銅の荻原健司以来で9大会ぶり。

 渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS130メートル)で3位につけ、首位と54秒差で出た後半距離(10キロ)で優勝を争い、ヨハネス・ルゼック(ドイツ)に屈した。ルゼックは個人ノーマルヒル、団体と合わせて今大会3個目の金メダル。渡部善斗(北野建設)は15位、渡部剛弘(ガリウム)は19位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は29位だった。

 複合と同じ台で行われたジャンプ男子ラージヒル予選は伊東大貴(雪印メグミルク)が121.5メートルの116.3点で3位通過。葛西紀明(土屋ホーム)は9位、竹内択は12位、作山憲斗(ともに北野建設)は40位で、全員が2日午後6時半(日本時間3日午前1時半)開始の本戦に進んだ。(共同)