Thursday, March 02, 2017 10:40 AM

アレッポ戦闘は戦争犯罪 国連、化学兵器使用も確認

 国連人権理事会が任命したシリア内戦に関する国際調査委員会は1日、昨年12月に制圧されたアレッポでの戦闘に関し、政権軍とロシア軍が一般市民を標的に空爆するなど戦争犯罪だと結論付ける報告書を発表した。住宅地での化学兵器使用も確認されたとしている。

 一方、反政府勢力がアレッポ東部から撤退の際に市民を盾にしたことなども戦争犯罪を構成するとした。

 昨年9月に人道支援物資を運んでいた国連などの車列が空爆されたことについては、政権軍による攻撃だったとした。(共同)