Thursday, March 02, 2017 6:22 PM

上院がエネルギー長官承認 環境規制緩和を推進へ

 米上院は2日、ペリー前テキサス州知事をトランプ政権のエネルギー長官とする人事を賛成多数で承認した。ペリー氏は地球温暖化懐疑派として知られ、環境規制緩和を推進するとみられる。

 エネルギー省は核兵器の管理も担う。トランプ大統領は核戦力を拡大する考えを示しており、ペリー氏は、核軍縮を重視したオバマ前政権からの方針転換を担う可能性がある。

 上院は同日、黒人の元神経外科医、カーソン氏を住宅都市開発長官とする人事も承認した。ペリー、カーソン両氏は大統領選で共和党候補の指名争いに名乗りを上げたが、早期に撤退。トランプ氏支持に回った。(共同)