Thursday, March 02, 2017 6:22 PM

NY株反落、112ドル安 1カ月ぶりの下げ幅

 2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比112.58ドル安の2万1002.97ドルで取引を終えた。前日の急伸で当面の利益を確定させる売りが優勢となった。下げ幅は約1カ月ぶりの大きさだった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も42.81ポイント安の5861.22、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も14.04ポイント安の2381.92とそろって反落した。

 ダウ平均は、前日に昨年11月の大統領選以降で最大の上げ幅を記録したことが意識され、利益確定の売り注文が膨らんだ。前日に大きく値を上げたJPモルガン・チェース、アメリカン・エキスプレス、ゴールドマン・サックスなど金融株の下げが目立った。(共同)