Friday, March 03, 2017 12:11 PM

日台、操業ルール維持 尖閣諸島周辺の漁業

 沖縄県・尖閣諸島周辺の漁業権を巡り、日本と台湾は3日、クロマグロ漁などのトラブル回避に向けた今年の操業ルールについて、昨年までとほぼ同じ条件を維持することで合意した。双方の漁船が連絡用に一定出力以上の無線機を備えることなどが主な内容。

 焦点となっていた八重山諸島北方の水域に関しては、2018年の漁期に向け、専門会議を開いて引き続き操業ルールを話し合うことにした。

 マグロ漁が始まるのを前に毎年、双方で操業ルールを見直すことにしており、今年は今月1日から東京都内で関係者が協議していた。(共同)