Friday, March 03, 2017 12:11 PM

テロ再指定「過酷な代価」 米検討で北朝鮮が警告

 北朝鮮外務省の報道官は3日、トランプ政権が金正男氏殺害事件を受け、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定する検討を進めていることについて「わが国にむやみに言い掛かりをつける代価がどれほど過酷であるかを痛感することになるだろう」と警告した。朝鮮中央通信が伝えた。

 報道官は「わが政府はいかなるテロやその支援にも反対する原則的立場を明確に表明している」と指摘。「テロと縁のないわれわれにテロ支援国家のレッテルを貼ろうとするのは、体質的な拒否感や敵対的態度の表れだ」と主張した。

 また「米国が世界を思い通りに操り、気に入らない国にレッテル貼りをして抑圧していた時代は既に過ぎ去った」と述べた。(共同)