Tuesday, March 07, 2017 4:45 PM
フラッシュモブ訴訟で判決 禁止命令巡り、横浜地裁
神奈川県海老名市が条例に基づき、突然路上で静止する集団パフォーマンス「マネキンフラッシュモブ」の禁止命令を出したのは表現の自由の過剰な規制で違憲だとして、参加した吉田美菜子市議らが命令の取り消しなどを求めた訴訟で、横浜地裁(大久保正道裁判長)は8日、判決を言い渡す。
原告側は「表現の自由が保障されるよう、市は可能な限り配慮する必要がある」と主張。市側は「条例に基づいた対応。快適な往来の確保を目的とした規制」と反論していた。
訴状によると、インターネットでの呼び掛けに応じた吉田市議ら約10人が昨年2月、海老名駅前の自由通路に集合。「アベ政治を許さない」などと書かれたプラカードを掲げ、数分間静止するパフォーマンスをした。市は昨年3月、自由通路でデモや集会を禁じた条例に違反するとして吉田市議に禁止命令を出した。(共同)
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