Wednesday, March 08, 2017 10:27 AM

疑惑の委員、投票を辞退 開催都市決定のIOC総会

 国際オリンピック委員会(IOC)は7日、フランスのルモンド紙に2016年リオデジャネイロ五輪招致を巡る買収疑惑への関与を指摘されたフランク・フレデリクス委員(ナミビア)が、24年夏季五輪の開催都市を選ぶ9月のIOC総会での投票を辞退すると明らかにした。調査を進めている倫理委員会が、投票を認めない暫定措置を理事会に提案していた。

 潔白を主張しているフレデリクス委員は、24年五輪招致の立候補都市を現地調査する評価委員会の委員長を退いた。後任には国際バスケットボール連盟(FIBA)事務総長のパトリック・バウマン委員が決まった。(共同)