Wednesday, March 08, 2017 10:30 AM
トヨタ、ベア1500円軸 4年連続引き上げ
トヨタ自動車が2017年春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として、16年と同水準の月額1500円を軸に調整する見通しであることが8日、分かった。賃金体系を引き上げるベアは4年連続。安倍政権は前年並みの賃上げを経済界に要請しており、日本の製造業を代表するトヨタの交渉は産業界の春闘相場をけん引することになりそうだ。
自動車業界は円高進行で経営が悪化しており、前年に月額3000円の満額回答だった日産自動車は、同水準の確保が難しい情勢。15日の回答日に向け、各社の労使の攻防は大詰めを迎える。
トヨタなどの自動車各社は8日、17年春闘で最後の公式交渉となる労使協議を開いた。トヨタの豊田章男社長は協議会で「日本全体が元気になるような方策に思いを巡らせたい」と話した。上田達郎常務役員も「日本経済にとって望ましいメッセージの発信が必要だ」と述べ、ベアの実施に理解を示した。(共同)
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