Wednesday, March 08, 2017 12:33 PM

武装勢力襲撃で住民避難 ミャンマー北東部

 ミャンマー北東部シャン州で少数民族コーカン族の武装勢力が軍施設などを襲撃した事件で、同国政府は8日、住民1800人弱が周辺の町などに避難したと発表した。国境を越えて中国側に避難した住民も数千人規模に達したもよう。

 事件はシャン州コーカン地区の中心の町ラウカイと周辺で発生。地元からの報道によると、8日までに民間人を含む36人の死亡が確認された。

 中国系で漢族の流れをくむとされるコーカン族の武装勢力は、2015年にも国軍と戦闘を繰り広げ、200人を超える死者が出た。(共同)