Wednesday, March 08, 2017 12:34 PM

VW不正「報道で把握」 独首相証言

 DPA通信によると、ドイツのメルケル首相は8日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題を2015年9月の発覚時の報道で初めて知ったと述べ、問題を把握していたにもかかわらず放置していたとの見方を否定した。連邦議会(下院)の特別委員会で証言した。

 カリフォルニア州大気資源局幹部が不正発覚後、メルケル氏が10年の訪米時に厳しい米国の排ガス規制に懸念を示したとメディアに語ったことから臆測を呼んでいた。

 メルケル氏は特別委で、幹部とのやりとりは記憶していないと話した。(共同)