Wednesday, March 08, 2017 4:46 PM

米「全ての選択肢検討」 対北朝鮮で強硬措置も

 米国のヘイリー国連大使は8日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けた国連安全保障理事会の緊急会合後に日韓の国連大使と記者会見し、北朝鮮の対応について「全ての選択肢を検討している」と述べた。ミサイル発射を抑止する強硬措置も視野に入れていることを示唆し、強くけん制した。

 北朝鮮の指導者について「理性的な人物ではない」とも述べ、安保理決議を無視し続け、核・ミサイル開発を続ける金正恩朝鮮労働党委員長を批判した。

 中国が北朝鮮のミサイル発射実験と、米韓両国の大規模軍事演習を停止すべきだと双方に求めていることについては「北朝鮮が前向きな行動をしていると確かめなくてはならない」と語った。(共同)