Wednesday, March 08, 2017 6:22 PM

CIA契約企業、流出源か トランプ氏が懸念

 内部告発サイト「ウィキリークス」が米中央情報局(CIA)による秘密ハッキング計画の内部資料を公開したことについて、ロイター通信は8日、米当局がCIAの契約企業から流出した可能性が高いとみていると伝えた。スパイサー大統領報道官は8日の記者会見で、トランプ大統領が文書流出を「非常に懸念している」と述べた。

 ロイターによると、複数の米政府当局者が、公開された文書は本物とみられると証言。米当局は昨年末からCIAへの不正なアクセスに気付いていたという。

 トランプ氏は大統領選中、民主党候補クリントン氏の陣営から流出した大量のメールを公開したウィキリークスを「大好きだ」と述べていた。(共同)