Friday, March 10, 2017 1:19 PM
日本との協定は優先事項 米商務長官、交渉入り意欲
ロス商務長官は10日、首都ワシントンで記者会見し、日本との2国間の通商協定は「優先度が高い」と述べ、早期の交渉入りに意欲を示した。4月中旬にも始まる日米経済対話で米側が自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉に応じるよう日本に求める可能性がある。
ロス氏は「日本は米国の主要な貿易相手国であり、安全保障上のパートナーでもある」と話した。
ロス氏は、米国の輸出企業の法人税を軽減する一方、輸入企業は増税となる「国境税」にも言及し、税制改革に関する共和党の最終案の内容を見極めた上で、政権として導入するかどうか判断する考えを示した。(共同)
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