Friday, March 10, 2017 5:39 PM
田中投手「風化いけない」 大リーグ選手被災地に思い
東北ゆかりの大リーグの日本投手3人は、東日本大震災から丸6年に合わせ、思いを語った。
プロ野球楽天に2007〜13年に所属したヤンキースの田中将大投手（28）は「まだまだ震災前と同じような暮らしができていない方々がたくさんいるという現状がある」と指摘した。その上で「震災に関して報道されている数というのも減ってきていると思うので、風化させることが一番いけないこと。僕自身も時間の許す限り、これからも何か力になれれば」と述べた。
宮城・東北高出身のレンジャーズのダルビッシュ有投手（30）も「ずっと忘れてはいけないことだと思う」と言う。「被害に遭われ、今でも大変な方々がいると思うのでサポートできるようにしたい。自分の投球を見せて、それで元気になってくれる人が一人でもいるなら、そのためにも頑張りたい」と被災者の存在を胸に今季の活躍を誓った。（共同）
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