Monday, March 13, 2017 1:34 PM
「良好な経済関係重要」 独首相、訪米に先立ち
ドイツのメルケル首相は13日、環太平洋連携協定(TPP)離脱を表明するなど保護主義的な通商政策を掲げるトランプ大統領を念頭に「米国はドイツの中心的な貿易相手。両国の取引は双方にとって利益だ」とし、良好な経済関係を維持することが重要だと強調した。ドイツメディアが報じた。
ドイツ南部ミュンヘンで開催された経済関係者の会合で語った。13日に米国に向けて出発する予定で、14日のトランプ氏との会談では両国経済の深い関係を列挙して理解を得る考えを示した。
トランプ政権はドイツの貿易黒字を攻撃しているが、メルケル氏は13日の会合でドイツ企業が米国で約75万人の雇用を創出していると強調。さらに、ドイツでも米企業が数十万人を雇用しているとして「こうしたことを議題の中心に据えるべきだ」と語った。(共同)
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