Tuesday, July 12, 2016 5:48 PM

野党4党の共闘 「反安倍」結束、政権警戒

 民進、共産、社民、生活の野党4党は12日、参院選後初めての幹事長、書記局長会談を開いて野党共闘の継続を確認した。東京都知事選(31日投開票)でも「反安倍政権」票の集約を図り、協力関係の成果を積み上げたい構えだ。対する政権側は「野合」と批判しつつ警戒を強める。一部の激戦区で敗北したショックが尾を引くからだ。

 「大きな成果だ。国会内で連携し、次は衆院選でどういう協力が可能か模索していくことで一致した」。民進党の枝野幸男幹事長は4党会談後の記者会見で、参院選での共闘の成果を誇った。

 全32の改選1人区で野党共闘の結果、11人が当選したのを踏まえ、共産党の小池晃書記局長も「自民党政治を変えるという希望を広げた」と語った。(共同)