Wednesday, May 20, 2026 7:11 AM

グリーンマンガニーズ、リサイクリコの施設に移転

 効率的で環境に優しいマンガン抽出技術を開発するカナダのグリーン・マンガニーズは、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーから同州デルタのリサイクリコ・イノベーションセンターへ拠点を移した。

 グローブニューズワイヤーによると、今回の移転は、電池および鉄鋼産業向けに強じんで環境に配慮したサプライチェーンの構築を目指すグリーン・マンガニーズの、技術開発およびスケールアップ戦略の重要な一歩となる。

 イノベーションセンターは、電池材料会社リサイクリコ(RecycLiCo Battery Materials、旧アメリカン・マンガニーズ)の先進技術開発拠点。重要鉱物処理技術の進展と商業化を支援するために造られた施設で、ベンチスケールの実験室能力とパイロットプラントのインフラを統合して、企業がコンセプトの検証からパイロット規模の実証へと、単一かつ完全装備の環境内で効率的に移行できるようになっている。

 グリーン・マンガニーズはリサイクリコに施設の利用料を支払い、同センターの設備を活用して技術開発を継続しながらパイロットプラントの導入準備を進める。センターの産業グレードのインフラは、開発の加速と技術リスクの低減にとって理想的な基盤を提供する。

 センターは湿式製錬の試験に適した環境になっており、プロセスモデリング期間が大幅に短縮され、パイロットおよび実証規模システムの迅速な実証が可能になる。これでグリーン・マンガニーズは、自社で施設を構える場合の遅延や財務の問題に煩わされることなく技術の開発に集中できる。