Tuesday, May 19, 2026 7:14 AM
リビアン、低価格EV「R2」の派生モデル開発中
EV新興リビアンは、より手頃な価格帯の中型SUV「R2」の派生モデルを開発している。RJ・スカリンジCEOがロイターに語った。
4月下旬にR2の量産を開始した直後、同モデルのピックアップトラック版について問われたスカリンジ氏は「まだ発表していないR2のバリエーションがある」と明らかにした。リビアンは高価格帯の「R1S」SUVや「R1T」ピックアップトラックで知られるが、一般市場への拡大にはR2の成功が不可欠と指摘されており、R2の納車は6月頃に開始する計画だ。
さらにスカリンジ氏は、将来的にR2の生産拡大を担う新工場について「ジョージア州で建設している工場は、さまざまなバリエーションに対応できる」と説明した。国内ではEV関連の助成制度廃止で各メーカーのEV事業が打撃を受けている一方、ガソリン高騰で消費者のEVへの関心は高まっており、ローン金利が高止まりする中、手頃な価格帯のEVは業界の明るい材料となっている。
R2は5万8000ドルのモデルから市場投入が始まるが、リビアンは2026年後半〜27年により安価なモデルを追加する計画で、27年後半までには航続距離275マイル超を実現する4万5000ドルのモデル投入も予定しており、顧客層の大幅な拡大が見込まれている。
同社は21年にR1Tを発売した後、R1Sを投入。ミッドサイズプラットフォームでは、R2に加え、小型クロスオーバー「R3」や高性能版「R3X」も発表している。
スカリンジ氏は「当然ながらR2X(高性能版)の可能性もある」と述べ「さまざまな組み合わせがでてくるだろうが、プログラムの内容は公表する段階ではない」と述べた。
リビアンは、R2の投入によって26年の納車台数は前年比53%増を見込んでおり、需要が安定し生産立ち上げが順調に進んだ場合、R2だけで約2万2000〜2万3000台になるとみている。R2は、配車大手ウーバーとの大型ロボタクシー契約の中核モデルでもあり、ウーバーは28年から完全自動運転仕様のR2を1万台展開する目標を掲げている。