Tuesday, March 21, 2017 10:39 AM

メルセデスの強さ変わらず 今季も苦しいMホンダ

 自動車F1シリーズは10チームが参戦して26日決勝のオーストラリア・グランプリ(GP)で開幕し、11月のアブダビGPまで全20戦が行われる。製造者部門で3連覇中のメルセデスの圧倒的な強さは変わらず、フェラーリ、レッドブル・タグ・ホイヤーが追う。ホンダが復帰して3季目となるマクラーレン・ホンダは今季も苦しい戦いを強いられそうだ。

 メルセデスは昨季21戦で19勝。年間総合王者のニコ・ロズベルク(ドイツ)が引退したが、10勝を挙げたルイス・ハミルトン(英国)は健在。ウィリアムズ・メルセデスから移籍のバルテリ・ボッタス(フィンランド)は経験豊富で、ロズベルクの穴を埋めるだろう。

 昨季未勝利だったフェラーリはシーズン前の合同テストでキミ・ライコネン(フィンランド)が最速タイムをマークするなどマシンの仕上がりの良さを感じさせる。昨季2勝を挙げたレッドブル・タグ・ホイヤーも表彰台の頂点をうかがう。(共同)