Tuesday, March 21, 2017 10:41 AM

閣僚の監視役、政府機関へ トランプ氏の不信感根強く

 ホワイトハウスは閣僚らがトランプ大統領の方針に従っているか監視する人物を各政府機関に送り込んでいると、20日付ワシントン・ポスト紙が報じた。トランプ氏は以前から個人的関係があった閣僚が少なく、不信感が根強いようだ。

 トランプ氏は20日、就任から2カ月を迎え、ケンタッキー州での支持者集会で公約実現に決意を表明。支持のつなぎ留めに躍起だが、閣僚への露骨な圧力は政権イメージを一段と悪化させかねない。

 監視役は「ホワイトハウス上級顧問」の肩書で各機関との調整を担うのが派遣の名目。長官室などに近接してオフィスを構えている。(共同)