Tuesday, March 21, 2017 10:43 AM
米国抜きTPPも選択肢 前通商代表、日本に期待
オバマ前政権で環太平洋連携協定(TPP)交渉の責任者だったマイケル・フロマン前通商代表部(USTR)代表が21日、東京都内で講演し、条文を見直して米国を除く11カ国でTPPを発効させることも日本の選択肢という認識を示した。保護主義的なトランプ政権を暗に批判し、世界的な通商ルールの構築で「日本は強いリーダーシップを発揮できる」との期待感を表明した。
米国では製造業の雇用が失われたことでTPPなどの自由貿易協定(FTA)への反感が広がったとされるが、フロマン氏は技術革新と自動化が原因で、貿易とは関係ないと分析。米国内の不満でFTA全般が「スケープゴートにされた」と語り「TPPは何らかの形で発効すべきだ。(その方法は、離脱した)米国抜きの11カ国かもしれない」と指摘した。
4月にも始まる日米間のハイレベル経済対話では、2国間のFTA締結を狙うトランプ政権が貿易不均衡や為替問題を取り上げると予測し「日本は農業を除けば大きな関税はないが、非関税障壁が多い。懸念が表明されるだろう」と語った。(共同)
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