Tuesday, March 21, 2017 1:13 PM

来季W杯、日本開催見送りか ジャンプ男子、欧州が難色

 ノルディックスキー・ジャンプ男子のワールドカップ(W杯)が来季は日本で開催されない可能性が高いことが21日、全日本スキー連盟(SAJ)関係者への取材で分かった。当初は来年2月上旬に札幌市で2試合を予定していたが、欧州各国が同9日開幕の平昌冬季五輪直前の日本遠征に難色を示しているため。

 SAJ関係者によると、欧州側の意向を受けた国際スキー連盟(FIS)から今月に入り、来季の開催見送りを打診された。有力選手が集中する欧州から選手派遣が少ないとW杯開催は難しく、現時点では日程変更も困難な状態だという。W杯の日程は4月のFISの会議で固まる予定。

 男子のW杯は現在シーズン30戦前後が行われており、日本でもほぼ毎シーズン開催されている。(共同)