Thursday, March 23, 2017 10:07 AM

セウォル号船体、海面に 韓国、沈没3年で引き揚げ

 韓国南西部、珍島沖で2014年4月に沈没した旅客船セウォル号の引き揚げ作業で、水深約44メートルの海底に沈んでいた船体が23日、海面上に姿を現した。

 韓国海洋水産省は24日までに台船による第1段階の引き揚げを終え、約1.8キロ離れた海上で待機している船体運搬用の船へ移動させる準備を本格化させたい考えだ。その後船体を完全に浮上させ、直線距離で約87キロ離れた木浦で陸揚げする。

 沈没から約3年でようやく行方不明9人の遺体捜索と沈没原因の解明が本格化する。(共同)