Thursday, March 23, 2017 10:10 AM

大統領警備に6000万ドル追加を 米警護隊が予算要求

 トランプ大統領や家族の警備を担当する大統領警護隊(シークレットサービス)が、2018会計年度(17年10月〜18年9月)予算で6000万ドル(約67億円)の追加を求めたとワシントン・ポスト紙電子版が22日伝えた。

 トランプ氏が週末のたびにフロリダ州の別荘に移動するなど過去の大統領にはない行動を取り、警備費用がかさんでいることが要因。ただ、政権が非軍事部門の予算削減を目指していることを背景に行政管理予算局(OMB)は追加要求を拒否、警護隊は対応に苦慮しているという。

 6000万ドルのうち2680万ドルはメラニア夫人と息子の小学生バロン君が住むニューヨーク中心部のトランプタワーの警備費用。3300万ドルはトランプ氏やペンス副大統領らの移動に伴う経費として増額を求めた。(共同)