Thursday, March 23, 2017 5:42 PM

FRB資産規模縮小「なるべく早く計画を」 ミネアポリス連銀総裁

 ミネアポリス連邦準備銀行のカシュカリ総裁は23日、ワシントンで記者団に、米国債などの購入で4兆5千億ドル規模に膨れ上がった連邦準備制度理事会(FRB)保有資産について「いつ、どのように縮小していくのか、なるべく早くに計画を明らかにしたい」と述べた。ロイター通信が伝えた。

 総裁は15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げの見送りを主張。資産規模の縮小の具体的な計画を明らかにするまで追加利上げを見送るべきだとの見解を示している。

 総裁は「できるだけ早く公表することで、市場に備える時間を与えるべきだ」としている。(共同)