Monday, March 27, 2017 11:23 AM
大ガスが米火力発電に出資 数百億円、海外強化の一環
大阪ガスは27日、米国の火力発電所の運営会社2社に出資したと発表した。株式の取得費用は数百億円。国内市場の縮小を見据え、海外事業強化の一環として事業参画を決めた。
対象は運転中のショア天然ガス火力発電事業(ニュージャージー州、出力72万5000キロワット)と、2020年3月運転開始予定のフェアビュー天然ガス火力発電事業(ペンシルベニア州、同105万キロワット)。子会社を通じ、それぞれ運営会社の株式の20%と50%を取得した。
大ガスが海外の発電事業に関わる案件は17カ所となる。株式の持ち分に応じた出力は約193万キロワットとなる。30年度までに350万キロワットを目指しており、海外事業の経常利益が全体に占める割合を現状の数%から3分の1に高める計画だ。(共同)
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