Monday, March 27, 2017 5:45 PM
制裁対象のロシア銀頭取と面会 上級顧問を米議会調査へ
トランプ大統領の長女イバンカさんの夫で大統領上級顧問のクシュナー氏が政権移行期に、米国の制裁対象となっているロシア政府系の対外経済銀行（VEB）頭取と面会していたとニューヨーク・タイムズ紙など複数の米メディアが27日、米当局者の話として報じた。ロシアのキスリャク駐米大使の要請だったという。
ロシアによる米大統領選干渉疑惑を調べている上院情報特別委員会のバー委員長（共和党）とワーナー筆頭委員（民主党）は27日、クシュナー氏が聞き取り調査に応じる意向を示したと明らかにした。委員会は制裁緩和などについて話していなかったか調べるとみられる。調査の日時は未定。
同委員会はこれまでに、トランプ陣営の選対本部参謀を務めたマナフォート氏ら3人の側近らを聞き取り調査。クシュナー氏は調査対象としてトランプ氏に最も近い人物となる。ホワイトハウス当局者は、クシュナー氏はロシア側と制裁について協議していないと主張している。（共同）
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