Tuesday, March 28, 2017 1:11 PM

核実験場に通信ケーブルか 北朝鮮、米大が分析

 ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は28日、北朝鮮北東部豊渓里にある核実験場を25日に撮影した衛星写真に基づき、実験場の坑道入り口に3、4台の車両か運搬用トレーラーがあると発表した。地面には通信ケーブルが敷設されている可能性があり、「実験の準備が進んでいると強く推察される」と分析している。

 ケーブルは核実験のデータ収集に必要となる。また坑道から水をくみ上げて排出する様子も確認され、通信機器などを保護するためとみられる。

 ただし、写真からは核装置の搬入は確認できず、実験の時期は予測できないとしている。(共同)