Tuesday, March 28, 2017 5:45 PM

FRBの強みは「意見の多様性と透明性」 パウエル理事

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル理事は28日、ウェストバージニア州モーガンタウンのウェストバージニア大で講演し、FRBの組織の強みは「12連邦準備銀行の多様な意見」であり、金融政策の決定過程を公表する「透明性だ」と述べた。今後の金融政策について、直接の言及はなかった。

 理事は現在進行中の改革として、性別や人種の多様性を追求していると強調。「ここ数年でめざましい改革を実現した」と訴えた。(共同)