Thursday, March 30, 2017 10:46 AM
文科省天下り、違法62件 歴代次官ら37人追加処分
松野博一文部科学相は30日、組織的天下り問題の最終報告書を公表、2月の中間報告後に新たに35件の国家公務員法違反を確認し、違法が計62件になった。また前川喜平前事務次官ら歴代事務次官3人を停職相当、藤江陽子元人事課長を停職とするなど計37人を同日付で追加処分した。処分は累計43人と、文科省として過去最大になった。処分対象の山中伸一元次官は駐ブルガリア大使を辞職する。
松野氏は記者会見で、報告書を内閣府の再就職等監視委員会に提出し、了承を得たと説明。「多くの処分者を出し極めて遺憾。国民におわびする」と謝罪し、再発防止のため「組織風土を改革し、順法意識を醸成する」と述べた。
報告書によると、2008年12月末に改正国家公務員法が施行され現役職員が天下りをあっせんできなくなったため、人事課OBの嶋貫和男氏が調整役となりあっせんを開始した。人事課職員が嶋貫氏と情報をやりとりし天下りの案を確定、人事課長や事務次官に伝えていた事例もあり「あっせんの仕組みは文科省の組織的な関与の中で運用されてきた」と認めた。(共同)
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