Thursday, March 30, 2017 1:11 PM

人工知能で環境技術開発へ トヨタ、米大学と共同研究

 トヨタ自動車は30日、人工知能(AI)を活用し、次世代の環境対応車に使う素材などの研究開発を実施すると発表した。環境技術の開発競争が激しさを増す中、米国の大学などとの共同研究で開発を加速する。今後4年間で約3500万ドル(約39億円)を投じる。

 AIを活用した研究開発は、カリフォルニア州のグループ会社が行う。バッテリー用の素材や燃料電池用の触媒の開発を目指し、スタンフォード大やマサチューセッツ工科大(MIT)などのほか、英企業と連携する。新たな連携先が加わる可能性もあるという。(共同)