Thursday, March 30, 2017 5:46 PM

緩和政策「徐々に解除を」 NY連銀総裁

 ニューヨーク連邦準備銀行のダドリー総裁は30日、フロリダ州サラソタで講演し、連邦準備制度理事会(FRB)の当面の金融政策について「徐々に緩和政策を解除していくのが妥当だろう」と述べ、緩やかな利上げで景気過熱を防ぐべきだとの考えを表明した。

 トランプ政権の財政政策については「依然として不透明だが、景気の上振れを招くことになるだろう」と楽観視した。

 また、FRB保有の資産規模の縮小についても「徐々に、透明性ある形で実施するのが良いだろう」と語った。(共同)