Friday, March 31, 2017 10:53 AM
4月1日からSUBARUに 富士重、ブランド力向上
富士重工業は4月1日、社名を「SUBARU(スバル)」に変更する。創業100周年を機に国内外で親しみのある自動車名に統一し、ブランド力の向上を図る。吉永泰之社長は31日に東京都内の本社で開いた式典で、約600人の従業員を前に「社名変更は新たなステップを始める決意表明だ」と強調した。
同社は、1917年に創設された飛行機研究所(後の中島飛行機)が源流。58年に「テントウムシ」の愛称で呼ばれた軽自動車「スバル360」を発売して以来、「スバル」ブランドで親しまれてきた。
近年、スバル車の販売は好調で、2016年の世界販売台数は初めて100万台を突破した。うち6割超を占め販売をけん引する米国では、インディアナ州にある工場の年間生産能力を、18年度に現行の約1割増の43万6000台に引き上げる方針。今回の社名変更でグローバルブランドとしての知名度向上と販売力強化を狙う。(共同)
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