Monday, April 03, 2017 11:08 AM

長距離ミサイル発射を示唆 北朝鮮「遠からず目撃」

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は3日、日本の情報収集衛星「レーダー5号機」の打ち上げを非難する論評を掲載し「われわれの宇宙開発活動は既に決められたスケジュールに従って確実に進められるだろう」として、事実上の長距離弾道ミサイル発射を行う方針を改めて示唆した。

 論評は、米国が北朝鮮の「衛星打ち上げ」を批判しながら、日本の打ち上げを黙認するのは「二重基準の極致だ」と非難。「遠からず世界は宇宙開発分野でわが国がどのような画期的成果を収めるかをはっきり目撃することになるだろう」と強調した。

 北朝鮮は今月、15日の故金日成主席誕生105年や25日の朝鮮人民軍創建85年など重要な記念日が集中し、韓国などは北朝鮮が重大な挑発を行う可能性があるとみて警戒している。(共同)