Monday, April 03, 2017 11:09 AM

ロシア地下鉄爆発、10人死亡 テロの可能性捜査

 ロシア北西部にある同国第2の都市サンクトペテルブルクの地下鉄で3日午後(日本時間同日夜)、爆発があり、市当局によると、10人が死亡した。少なくとも数十人が負傷したとみられ、死傷者は50人に上るとの情報もある。爆発の原因などは不明。プーチン大統領は当時、サンクトペテルブルクを訪問しており、テロの可能性も含めて捜査すると表明した。

 プーチン氏はこの日、サンクトペテルブルクで市民らとの対話集会に参加後、ベラルーシのルカシェンコ大統領と首脳会談を行った。爆発はセンナヤ広場駅近くで起きたとの情報がある。

 ロシア・サンクトペテルブルクの通信社「フォンタンカ」は、市内の別の地下鉄駅で、まだ爆発していない爆発物を発見したと報じた。連続テロを狙っていた可能性もある。タス通信によると、当局は地下鉄の全駅の出入り口を閉鎖した。容疑者が拘束されたかどうかなどは不明。(共同)