Thursday, April 06, 2017 3:17 PM

大統領選調査から一時退き 中立性に疑問の委員長

 ロシアによる米大統領選干渉疑惑を調査する下院情報特別委員会のニューネス委員長(共和党)は6日、調査責任者としての地位から一時退き、その間は調査にも関与しないと明らかにした。

 トランプ大統領周辺とロシアとの接触が問題視される中、政権に有利な展開を狙って行動したとの批判が野党民主党から噴出。独立した立場で調査に当たる委員会トップとして不適切だとの苦情が議会倫理局にも寄せられていた。

 ニューネス氏は「非難が誤っていると証明する」と強調、議会倫理局の調査が終わり次第、復帰する可能性がある。(共同)