Thursday, April 06, 2017 5:44 PM

米中首脳が初会談 北朝鮮抑止を協議 圧力強化は難航必至

 トランプ大統領と中国の習近平国家主席は6日午後(日本時間7日未明)、フロリダ州パームビーチの高級別荘「マールアラーゴ」で首脳会談を行う。今年1月のトランプ政権発足後、両氏の直接会談は初めて。

 北朝鮮の核・ミサイル開発によって緊張が高まっている朝鮮半島情勢を協議。米中両国が、北朝鮮の挑発抑止に向けた圧力強化で一致した対応を打ち出せるかどうかが焦点。しかし、中国は問題解決には米朝間の対話が必要との立場を崩しておらず、協議が難航するのは必至だ。

 首脳会談は、7日(同8日)までの日程。両氏は、個人的信頼関係の構築を目指しており、トランプ氏の大統領就任以降、ぎくしゃくしていた米中関係の改善を本格化させたい思惑がある。6日夜には夫人を交えた夕食会も開く。(共同)