Thursday, April 06, 2017 5:45 PM

第1次大戦の惨事忘れない 米国参戦100年で式典

 米国の第1次大戦参戦から100年となった6日、ミリー米陸軍参謀総長は「3800万人の命が失われた大惨事だった」と振り返り、大戦の歴史を「決して忘れてはならない」と述べた。

 ワシントン郊外の国防総省で開かれた式典で、ミリー氏は「われわれは戦った米兵や犠牲者に対し、(惨禍を)二度と繰り返さないと誓う必要がある」と訴えた。

 第1次大戦は、オーストリア皇太子暗殺事件をきっかけに1914年7月に開戦。米国は1917年4月6日、ウィルソン大統領がドイツに正式に宣戦布告し、当初唱えた中立の立場を変えて参戦した。(共同)