Friday, April 07, 2017 10:42 AM

首相「米国の決意支持」 米大統領の関与評価 シリア攻撃

 安倍晋三首相は7日、米軍がシリアをミサイル攻撃したことに関し「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米政府の決意を支持する」と述べた。国際秩序の維持や同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強いコミットメント(関与)を「高く評価する」とも強調した。官邸で記者団の質問に答えた。

 シリアでの化学兵器使用で多くの犠牲者が出ていることに触れて「国際社会は大きな衝撃を受けている。極めて非人道的であり、国連決議にも反する」と非難した。

 今後の対応に関して、米国や国際社会と連携しながら「世界の平和と安定のために日本が果たすべき役割をしっかりと果たしていく」と述べた。(共同)