Friday, April 07, 2017 10:42 AM
米台勢が2兆〜3兆円提示 東芝半導体入札で争奪戦
経営再建中の東芝が3月に実施した半導体の新会社「東芝メモリ」(東京)の入札に、米国や台湾の企業が2兆〜3兆円近い金額を提示したことが7日、分かった。日本企業が参加しなかったことも判明し、海外勢による争奪戦の様相だ。
シャープを傘下に置く台湾の鴻海精密工業は、最高額の3兆円近くを提示したもようだ。米投資ファンドのシルバーレイク・パートナーズと米半導体大手ブロードコムが2兆円規模で続いた。入札には計10社近くが参加したとみられる。今後2回目の入札を実施して企業を絞り込む。売却先の選定は7月ごろと見込まれている。
東芝メモリはスマートフォンの記憶媒体などに使われる「フラッシュメモリー」を手掛け、市場占有率(シェア)は世界2位だ。政府内には競争力のある技術の流出を防ぐため、日本政策投資銀行や産業革新機構を活用して米国勢と連合を組む構想もあるが、国内企業の動きは鈍く、連合の実現は見通せない。(共同)
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