Friday, April 07, 2017 1:25 PM

米長期金利5カ月ぶり低さ シリア攻撃でリスク回避

 7日のニューヨーク債券市場は、米軍によるシリア攻撃などを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる米国債が買われた。長期金利の指標となる10年債の利回りは一時2.269%まで下がり、昨年11月18日以来、約5カ月ぶりの低水準となった。

 シリア情勢への懸念から米国債が逃避的に買われたことに加え、朝方発表された米雇用統計で非農業部門の就業者数が市場予想を下回ったことで買いが膨らんだ。(共同)